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大学入試に必要なキーボード入力技術
大学入試が大きく変わろうとしています。単なる知識量のみを測る入試は減り、データの読み取りや発想力、文章力、コミュニケーション能力が入試の合否を握る鍵となる時代が迫ってきています。その中で、指定校推薦やAO入試などの枠を増やしていく流れが目立ってきました。そうなると当然、レポートをまとめたり、志望理由書を作成する力が必要になってきます。
最近は大学入試でも、手書きではなく、指定されたフォント、体裁で、レポート等の提出を求める大学が増えてきました。しかし、今の中高生はスマホ入力はできても、パソコンのキーボード入力には慣れていません。高校の授業の様子をみていても、ローマ字入力ではなく、カナ入力をしている生徒が多いのが現状です。
入試資料の作成で必要になる以上に、社会に出たら、どうしてもパソコンを使用せざるを得ない日本社会、早めにパソコンのキーボードでのローマ字入力に慣れておく必要もあるでしょう。
家にパソコンが無くて、タブレット端末やスマートフォンしかないという人には、次のようなBluetooth接続のできる外部キーボードを使用すると良いです。ただし、安物は非常に使いづらく、文字を打つのに苦労します。家で使うのであれば、次のキーボードが良いです。
Bluetoothキーボード K480BK
K480BK ロジクール マルチデバイス対応Bluetoothキーボード(ブラック) Logicool Bluetooth Multi-Device Keyboard k480 [K480BK]【返品種別A】
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中学入試国語の出典作品を読もう
中学入試国語の出典作品には傾向があります。
たとえば小説問題なら、道徳的な作品でなければ出題されません。中学入試の国語問題は、その学校の求める生徒像と重なることが多く、「教育的」に問題のない作品が好まれる傾向にあります。過去の出典作品から、繰り返し出題されることの多い作品で、なおかつ受験生のみなさんにぜひ読んでもらいたいと思う作品を紹介します。
<小説>
小説問題は、学校によって出題の特徴がはっきり出ることが多いです。女子校であればやはり女流作家の作品や、女子が主人公の作品が好まれる傾向にありますし、男子校であれば、男の子が大志を抱くような成長譚が好まれます。出題される内容は、語句の意味に関する問題や表現に関する問題も出題されますが、やはり中心は心情の読解に関する問題です。ふだんから小説を読み慣れて、登場人物の心情変化を捉える練習をしておくことをすすめます。
- 作者: あさのあつこ,佐々木こづえ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 文庫
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- 作者: 中田永一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/12/06
- メディア: 文庫
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<説明文>
中学入試の説明的文章は、良質な文章が少なく、特定の作者の文章が繰り返し出題される傾向があります。昔から出題が多いのは、ちくまのプリマー新書や、岩波ジュニア新書です。その年の春から夏に出版されたこれらのシリーズの中から、必ずどこかの学校で出題されています。また、同じ作者でも、出版社を変えて似たようなテーマの作品を新しく出すことも多いです。過去によく出題されている作者の文章を読むことで、説明文独特の言い回しになれていく必要があるでしょう。
増補 ゾウの鼻はなぜ長い: 知れば知るほど面白い 動物のふしぎ33 (ちくま文庫)
- 作者: 加藤由子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: 文庫
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古文の参考書・問題集
古文の学習は、次の順で行う。
①古典文法の基礎を確認する。
②古文単語を覚える。
③古典常識を覚える。
④読解問題を解く。
1.古典文法
古典文法は古典の学習の中で最重要。文法事項がわからなければ、正確な訳は不可能です。まずは一冊、古典文法の参考書をやりこみましょう。
- 作者: 望月光
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2014/04/05
- メディア: 単行本
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この本は、本当に古典文法の基礎をとても丁寧に説明しています。古典文法がまったくわからないという人におすすめ。ある程度わかっている人にとってはやさしすぎる。古典嫌いを克服したいという人向け。
古文自学自習者に強くおすすめ。読み物系。予備校の講義を受けているような体験ができます。問題を解説していく形式で、受験学力を身に着けることができます。
マドンナ古文 パワーアップ版: 別冊 「識別&訳し分け」早わかりチャートつき (大学受験超基礎シリーズ)
- 作者: 荻野文子
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 2013/02/26
- メディア: 単行本
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「超基礎」と表紙にあるがウソ。内容は実は高度。応用力UPにはよい。荻野先生の文法解説は、入試に特化していて、説明が荒いと国語学の研究者からは否定的に扱われることもあるが、その分わかりやすいのも事実。説明が合う人にはおすすめ。
2.古文単語
古文単語は文脈でその意味が変わるため、例文ごと訳を暗記するのがよい。
マドンナ古文単語230 パワーアップ版: 別冊単語カードつき (大学受験超基礎シリーズ)
- 作者: 荻野文子
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 2013/02/26
- メディア: 単行本
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最低限必要な単語に絞って、語源で覚えるタイプの単語集。まずはここに載っている230語を覚えきることから単語学習をスタートさせたい。
3.古典常識
現代の常識からすると、古典の世界には、え?っと思うような習慣や、風習、つまり古典の世界の常識がある。これを理解しておくと、状況から文脈がつかめ、読解にかなり有利。
マドンナ古文常識217 パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)
- 作者: 荻野文子
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 2013/02/26
- メディア: 単行本
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実用レベルの古文常識参考書はこれしかない。文学部受験者は必読。古文常識を知っておくと、古文の読解が楽になります。
現代文の参考書・問題集
国公立や早慶などの難関大受験者は評論の頻出テーマの基礎知識を身につけておく。普段から新聞を読んだり、新書(ちくま新書・岩波新書など)を読んだりして、現代社会に関する知識=常識を身につけておく。
① 現代文の読解
現代文の勉強法をはじめからていねいに (東進ブックス TOSHIN COMICS)
- 作者: 出口汪
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2014/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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現代文は何を勉強してよいのかわからないという人がとても多い科目です。この本はわかりにくい現代文の勉強法や、読解方法のポイントを、漫画でとてもわかりやすく説明しています。私自身、出口先生の出口汪 現代文講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)
を使って受験勉強をしました。(問題を解きながらテクニックを身に着けたい人には実況中継シリーズは今でもおすすめですが、)漫画でわかりやすく現代文の読解を説明したこの本があったら、間違いなく購入して読み漁っていたと思います。出口先生の参考書は各社から出ていて、特に出口のシステム現代文 ベーシック編(改訂新版)をはじめとしたシステム現代文シリーズなどは種類も多くて、どれを購入してよいのかわからないという人も多いようです。出口先生の現代文読解法を身につける上では、それらすべての要素を網羅している本書が最適ではないかと思います。
予備校の有名講師の名前を冠した参考書は、それぞれの個性が際立っていて、合う合わないがはっきりとわかれることが多いが、これはクセがなくてオーソドックスな良書。高2で現代文の受験勉強をスタートしようという人や、高3で、現代文が苦手で文章の読解のコツがわからないという人におすすめです。河合の偏差値60以上の人は「発展編」からやっても良いだろう。
国語の国公立二次対策用の記述対策問題集は数が少なく、良書もあまりないのが現状だ。この得点奪取シリーズは、記述式の採点基準が明確に表されていて、解答作成のポイントが非常にわかりやすい。国公立二次試験で国語が出題されるという受験生にはかなりおすすめの問題集です。
②評論用語集・キーワード集
ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES)
- 作者: 前島良雄,牧野剛,三浦武,吉田秀紀,後藤禎典
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 42回
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おすすめ。評論の主要テーマの基礎知識を確認。これは、キーワード集というよりも、重要テーマ別の基礎知識を身につけることができる。たとえば、「身体論」と言われて、何が問題点で議論されているのか、説明できないようでは、入試問題を解く上での基礎知識が足りていない。重要テーマやキーワードについて、しっかりと概略を理解したうえで問題を解くことが得点につながるのです。
キーワード集のベストセラー。類書がたくさん出ているが、そのほとんどは本書を真似して作ったのではないかと思われる。2015年に改訂されて、最新のキーワードが網羅されており、MARCHや関関同立レベルの文学部や、早慶以上の現代文受験者必携の書。
- 作者: 樺島忠夫,内田満,植垣節也,佐竹秀雄
- 出版社/メーカー: 京都書房
- 発売日: 1993/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 6人 クリック: 23回
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某K塾の有名講師が推薦しているよう。今では現代文用語集の古典的名著。これを繰り返し読めば確実に教養が身に付くことは間違いないが、とにかくボリュームがすごいので、余裕のない受験生にはすすめない。比較的時間のある高1,2生が、受験を意識しないで、教養としての日本語を身に着けるために購入する方が適切かもしれない。
③ 文学史(近代)
近代文学史が楽しく学べる読み物。近代文学史の参考書はほとんどが無味乾燥とした問題集で味気がない。この本は、時代背景や文学者の個性についても触れられており、おもしろく学習できる。文学部の受験生や近代文学史が出題されやすい女子大の受験生にはおすすめ。
漢文の参考書・問題集
最も暗記しなければならない事項が少ないのが漢文。基本的な句法を理解できれば、そ
れほど覚えることは多くない。大学により出題傾向が異なるため、過去問研究が必要。
漢文に時間をかけられない人向け。 しかし、内容はそれほどやさしくも薄くもない。早稲田の漢文にも対応できる。
漢文の基礎を詳しく解説。センター試験のみ漢文が必要ならば、これで十分な参考書。
句形を例文で覚える。重要語句も詳しく解説。レベルが高く、難関向け。
センター漢文の問題集では、解説も詳しくまとまっており、問題もよく練られているので、おすすめの問題集。これ一冊を完璧にすれば、センター漢文は得点源にできる。